シャッターストックは1番売れやすいストックフォトサイトだと思います。
でも、売れる分かなりの投稿者がいてライバルも多く、特に海外勢の中にはとんでもなくクオリティーの高い写真を投稿している方もいます。
そんな中でシャッターストックにどんな写真を投稿すれば売れるのか、今回は長年自分の目で見てきたシャッターストックで売れている写真に共通していたところに重点をおいてまとめてみたいと思います。
「シャッターストックに写真を投稿してるけど売れない!」という方は参考にしてみてください。
目次
シャッターストックで売れる写真とは?
シャッターストックで売れている写真とは、必ず売れる要素を含めています。
シャッターストックで売れるに重点を置いたときに以下の4つのポイントは必ず意識していく必要があります。
- 作品にコンセプトが決められてる
- 人気なカテゴリー
- とにかく明るい ※ただし白飛びはダメです
- コピースペースがある
それぞれのポイントを実際の例もふくめてわかりやすく紹介していきます。
作品にコンセプトが決められてる
コンセプトはいわゆる作品に対する考え方です。
かみ砕いてしまうと、1つのテーマの作品には何枚もの関連されたバリエーション(いわばストーリー)があるといった感じです。
例えば、不動産をコンセプトに撮影するとなると、不動産の中でもいくつかの考え方があります。
それらを先回りしてあげて、不動産関係の方々に使ってもらえるように配慮します。
・不動産の買取りでの査定 = 女性が住宅の模型をもって虫眼鏡で覗く様子だったり
・住宅ローン = 夫婦で営業マンの説明を聞いている様子だったり
・アパート契約 = 間取りの資料をペンで示している様子だったり
こういった感じで日常のシーンをイメージして写真として提供してあげる意識です。
人気な作品はそのバリエーションの中の数枚が購入者さんの目に留まって購入され続けて人気がでる傾向があります。
人気なカテゴリ―
結論から言ってしまうと、シャッターストックで人気な写真のカテゴリ―はシーズン(季節)と人物です。
シーズンと人物を組み合わせてもいいですし、例えば、シーズンは物撮り、人物はイメージとして切り離して考えるのもありです。
シーズン(季節)に関して
シーズンに関しては、春夏秋冬とありますが、1番売れるのはずばり冬です!
冬は言うまでもなく、クリスマスがすごい売れます!
そしてクリスマスの作品を投稿するのはできるだけ12月よりも10月後半~11月半ばまでが理想です。
理由は早すぎると埋もれてしまう可能性もあり、遅すぎてももう素材あるから要らないとなる傾向があるからです。
ただし、ぶっちゃけ自分の経験上、12月半ば頃に投稿した作品もまとめ買いされた経験があるので一概には言えませんが、12月前に投稿しておけばクリスマス広告など準備している企業が多いのでいいと思います。
あとは、ハロウィン、ブラックフライデー、独立記念日やバレンタインなどアメリカの休日(ホリデー)やイベントはまだまだいけると思います。
僕的に売れやすい季節順にしてみると、冬→秋→春→夏ですね。
肝心のどういった作品を投稿していけばいいのかですが、例えば、シャッターストックでクリスマスと検索して見てみます。
出典:Shutterstcok
クリスマスで見るとやはり人物よりも物撮りが人気なことが分かりますね。そしてやはり背景です。
こういった感じでトップに表示されている作品を真似て自分なりにアレンジしていくというのが1番おすすめな進め方です。
ただし、もちろん完全なコピーはダメですよ!あくまでも参考程度にして撮影してください。
人物に関して
シャッターストックは人物も人気が高く、その中でも女性の写真素材が売れる傾向があります。
ただの人物だけだと、相当こだわった作品かもしくはグループ素材(チームワークとかがコンセプト)とかではないかぎり正直売れません。
そこで、女性1人でも売れる写真にするのはコンセプトと合わせる必要があります。
例えば、女性とプラスαして売れそうな写真って考えると皆さんはどういった写真を思い浮かべますか?
この時にできるだけ日々のライフスタイルを意識すると企業でも使ってもらえる写真になります。
例えば、以下のようなシーンはシャッターストックでも人気があります。
・お肌のトラブルで悩んでいる女性 = 美容関係の会社に使ってもらえる
・在宅ワークでパソコンしている女性 = IT関係の会社に使ってもらえる
・電卓を打ちながら家計簿をつけている女性 = 金融関係の会社に使ってもらえる
ここも、先ほどのシーズンと同じで、まずはシャッターストックで検索とて「女性 美容」とか「女性 在宅」などで検索して参考にしていくのがおすすめです。
また、3月は就職活動だったり企業もホームページのデザインを一新したりと写真素材が購入されやすくなるので、そういった月に合わせて前もって準備しておくといいと思います。
とにかく明るい ※ただし白飛びはダメです
シャッターストックに限らず売れている写真は必ず明るいです。
狙いは、2つあります。
- 購入者さん側で特に編集等しなくてもそのままの素材で使用できる
- 明るいと購入者さんもその写真を見るお客さんにも目に留まりやすい
ただし注意したいのが、明るすぎてもダメです。
理由は購入者さんが広告等で使用する際に、明るすぎてとても使えないとなるからです。
少しぐらい暗いならPhotoshopで明るくできますが、明るいのをPhotoshopでは暗く修正できません。
なので、購入者さん側でも明るさを調整できるぐらいに明るすぎず、パット見で暗すぎない写真が理想です。
また、室内での撮影となると必ずストロボは必須になります。
物撮りや人物のパーツのみなど比較的狭い範囲の撮影ならスピードライト2灯でも対応できますが、人物の上半身とか人物+背景を入れる比較的広い範囲での撮影となると必ず大きめのモノブロックストロボは必要になります。
モノブロックストロボは高額ですが、2灯あればいろいろな撮影ができるのですごく便利です。
光量も調整できるので白飛びしないように調整することも可能です。
コピースペースがある
ぶっちゃけコピースペースを意識するだけで劇的に売れる写真になります!
コピースペースはいわば購入者さん側で企業の宣伝画像だったり、文字だったりを入れる場所なので本当に必要な空間です。
僕自身も結構撮影に没頭していると被写体をメインにもって行き過ぎでコピースペースを忘れることがよくあります...。
ですが、あくまでも被写体はメインではなくサブ役と考えて撮影しています。
もちろん、被写体推しの写真も売れなくはないですが、企業としてはイメージ画像で使う写真となると厳選してくると思うので、そういった写真で勝負しないで幅広く活用できる写真を提供した方が売れる確率は高くなると思っています。
コピースペースを挙げていけば色々とあると思いますが、自分はシャッターストックで以下の2つが1番売れているコピースペースだと思います!
左右どっちかにあるコピースペース
今でも本当にすごく使う構図です。左右どっちかに被写体をもってきて片側をコピースペースにするといった感じです。
この場合の被写体は人物でも、モノでも大丈夫です。
ただし、被写体のピント合わせは正確に行ってください。
中央にあるコピースペース
中央にコピースペースをもってくるのも本当に人気があります。
この場合、被写体は隅になるので人物というよりかは物撮りメインの構図になります。
中央はやはり使う企業としてはメインの広告を中央に配置して目立たせたいという気持ちなので、ここでも被写体はあくまでもメインではなくサブ役です。
まとめ
今回の記事では、シャッターストックで売れる写真で共通してるところをメインに紹介しました。
- 作品にコンセプトが決められてる
- 人気なカテゴリー
- とにかく明るい ※ただし白飛びはダメです
- コピースペースがある
上記の4つのポイントはシャッターストックで長く写真を売っていきたいという方には特に重要なポイントです。
今まで何となく写真を撮影して投稿してきたけどまったく売れない...と悩んでいるなら是非今回の紹介したことを試して投稿してみてください。
参考になればうれしいです!